つわり・肌荒れ・体重増加…妊娠すると女性の体には様々な変化が起きますが、中でも妊娠線は産後もずっと残ってしまう可能性があり心配する人が多いものです。
適切な時期にしっかりと対策をして予防していきたいものですよね。
そこで今回は、妊娠線について、できる原因・時期・割合、予防法、オススメの予防クリームやオイルなど、詳しくみていきたいと思います。
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なぜできる?
妊娠線ができる原因は2つあると言われています。
1.皮膚の急激な伸び
妊娠すると赤ちゃんの成長とともにママのお腹も大きくなっていきます。
また、体重も増加して、体全体が大きくなっていくというママも多いです。
皮膚は外側から表皮・真皮・皮下組織の3層に分かれていますが、赤ちゃんの成長やママの体重増加に合わせてスムーズに伸びることができるのは表皮だけです。
伸びについていけなくなった真皮や皮下組織は断裂を起こして赤紫色の妊娠線となってしまいます。
2.コルチコステロイドホルモンの増加
妊娠するとコルチコステロイドというホルモンの分泌量が増えます。
その結果、肌は、新陳代謝が抑制されて極端に弾力を失った伸びやすい状態となります。
この時に、赤ちゃんの成長やママの体重増加が起きると皮膚の伸びが止められず、真皮や皮下組織が断裂し、妊娠線ができるのです。
いつからできる?
妊娠線が最もできやすいのは、妊娠5ヶ月~の妊娠中期と言われています。
この時期はママのお腹が大きくなり始め、つわりが治まって食欲が戻って体重が増える人も多いからです。
ただし、お腹が大きくなり始めるのが早い人、もともと細身や小柄な人、双子や2人目以降を妊娠している人などは、これより前の時期に妊娠線ができる可能性もあるので注意が必要です。
そのため、妊娠線対策はできるだけ早めに始めるのが良いと考えられています。
どのくらいの割合でできる?
妊娠線は妊婦さん全体の約50%にできると言われています。
また、2人目以降を妊娠している妊婦さんでは、この割合はさらに多くなり80%になるとも言われます。
予想以上に多くの人に妊娠線ができていると、びっくりした方も多いのではないでしょうか?
妊娠線は、産後、時間の経過とともに徐々に薄くなっていきますが、完全に消えることはないので、自分は大丈夫とタカをくくらず、早めに対策をした方が良いでしょう。
予防方法は?
急な体重増加をしない
急激に体重が増えると、皮膚の伸びについていけずに妊娠線ができる危険性が高くなります。
妊娠中の体重増加は8〜10㎏くらいまでに抑えるのが望ましいでしょう。
ただし、無理な食事制限や過度な運動は、赤ちゃんの成長に悪影響を及ぼしたり切迫流産の原因になることもあるので、体重管理は医師と相談しながら行うようにしましょう。
妊娠線予防クリーム・オイルを使う
コルチコステロイドホルモンが増加して肌の弾力性が失われると、妊娠線ができやすくなってしまいます。
ホルモンの分泌を抑えることはできないので、肌に油分と水分を補って弾力性を保つことが大切です。
妊娠線が予防できるクリームやオイルはたくさん販売されているので、それらを使って早めの時期から保湿ケアしていくと良いでしょう。
クリームとオイルの違いは?
クリームとオイルにはそれぞれ次のような特徴があります。
クリーム
水分と油分が入っているので肌馴染みが良い。
また、オイルと比べるとにおいが少ない傾向。
ただし、保湿力ではオイルに劣るものも多く、成分もより複雑になるので敏感肌の人は注意が必要。
オイル
油分が多いので保湿力が高い。
敏感肌の人も使いやすいものが多い。
ただし、独特なにおいやベタつく肌触りから、苦手だと感じる人もいる。
どちらを使っても構いませんので、自分が使いやすそうな方を選びましょう。
選べないという人は両方一緒に使っても大丈夫ですよ。
使う順番はクリーム(保湿)→オイル(保湿&蓋)という人もいますし、オイル(導入)→クリーム(保湿)→オイル(保湿&蓋)という人もいるそうなので、実際に試してみて肌への浸透感や保湿感を高く感じられる方を選ぶと良いでしょう。
おすすめ商品は?
専用商品から選ぶ
妊娠線予防の目的で作られた商品は、妊娠中の特に敏感になった肌にも優しい成分や、産後には赤ちゃんにも使えるような成分で作られているものも多く、安心して長く使うことができます。
ベルタマザークリーム
出典:楽天
大手通販サイトの楽天でレビュー件数ナンバーワンの商品(2018年3月現在)。
肌にたくさんの水分を届け維持するために、油分と水分の黄金比を求め徹底研究してつくられました。
肌の奥まで届くと海外で人気のシラノール誘導体も配合されていて、肌をしっかりと保湿してくれます。
妊娠中の肌に優しいオーガニック原料を配合、つわり中でも使いやすい柑橘系の爽やかな香りなど
妊娠初期からケアできるのも人気の理由です。
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キャリネスボディクリーム
出典:楽天
美容皮膚科医との共同開発商品で、安心感があると人気を集めています。
保湿成分はもちろん、顔用に使われる美容成分も配合された贅沢なクリームです。
アルコール、着色料、鉱物油などは一切使用しておらず、妊娠中の敏感な肌にも安心して使うことができます。
無香料なので、つわりがおさまる前の早期からケアを始められるのも嬉しいポイントです。
ノコア ファーストボディトリートメントオイル
出典:楽天
累計販売本数15万本以上の人気オイル。
肌の奥へ潤いを届ける無精製ゴールデンホホバオイルを主成分とし、潤い成分をつくるアルガンオイル、潤いを閉じ込めるムルムルバターなどを配合。
潤いを届け・つくり・閉じ込めるの3段階で、肌をしっかりと保湿してくれます。
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トムトムママ マッサージオイル
出典:楽天
とろみのない軽いテクスチャーが特徴のオイル。
オイルを使ってみたいけれどベタつきが苦手というママにオススメの商品です。
成分本来のにおいはしますが無香料なので、つわり中で人工的な香料のにおいがダメというママにも人気です。
もちろん、ピュアなダイズ油・ホホバ油・ゴマ油などを配合し、保湿力も肌の優しさも兼ね備えています。
専用商品以外から選ぶ
妊娠線予防と謳っている商品でなくても、保湿力があり、肌に優しいものであれば十分に効果を得ることができます。
実店舗があるメーカーであれば、実物を試しに塗って選ぶこともできるので、安心感もありますね。
無印良品 スウィートアーモンドオイル
安くてたっぷり使えることから、コスパの良い妊娠線予防オイルとして人気がある商品。
含有成分のオレイン酸やリノール酸、ビタミン、ミネラルには、皮膚を柔らかくして水分を肌の中に閉じ込める働きがあるため、高い保湿効果が期待できます。
妊娠線防止専用のオイルやクリームは高価なものも多いので、まずはリーズナブルなこちらの商品からはじめてみるのも良いかもしれません。
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ボディショップ ボディバター
出典:楽天
海外では妊娠線予防クリームとして使う人の多い商品。
様々な香りのものがあるので、自分の好みのものを選べばリラックス効果も期待できます。
どの商品も保湿効果は高いですが、特に優れているのは「シア」という種類です。
ただし、この商品には添加物やアルコールなども含まれています。
これらの成分が血流にのって赤ちゃんに影響を及ぼす心配はないと考えて大丈夫ですが、心配な人は注意して下さい。
ちなみに、筆者は妊娠中期から、「シア」を使っていましたが、肌にトラブルが起きたことはなく、妊娠線も全くできませんでした。赤ちゃんも元気に産まれましたよ。
個人的には最強に保湿してくれるクリームだと思っています。
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管理人の使用してみたレビューはこちら↓ ↓ ↓
妊娠線予防にボディショップのボディバターシアを使ってみた
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