「夏の夜は、赤ちゃんの寝付きが悪い気がする」
「夏の夜、赤ちゃんが寝汗でぐっしょりになってしまう」
暑い夏でも赤ちゃんが快適に眠れる環境をつくってあげたいと思うママやパパは多いですよね。
そこで今回は、夏に赤ちゃんが寝やすい環境づくりについて、方法や必要アイテムをご紹介していきます。
ポイントは、『体温を下げやすい環境づくり』と『汗対策』です。
早速見ていきましょう♪
- 夏に赤ちゃんの寝付きをよくする方法
- 夏に赤ちゃんの寝付きをよくするのに必要なアイテム
- 夏に赤ちゃんが快適に眠るための方法
- 夏に赤ちゃんが快適に眠るのに必要なアイテム
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夏に赤ちゃんの寝付きをよくするには?
『体温を下げやすい環境づくり』がポイント!
赤ちゃんは、眠りにつく時、体の熱を発散させて体温を下げるということがわかっています。
赤ちゃんを寝かしつけていると、手のひらや足の裏がポカポカとあたたかくなっているのに気づいたことがあるママやパパもいらっしゃるんじゃないでしょうか?
これは、寝る前の赤ちゃんが、手足から熱を発散して体温を下げているからなんです。
つまり、『体温を下げやすい環境』をつくってあげることができれば、赤ちゃんはよりスムーズに寝ついてくれることになります。
特に、夏場は気温が高いので、赤ちゃんが自分で体温を下げにくく、寝つきにくい季節になります。
大人が体温を下げやすい環境づくりをしてサポートしてあげたいですね。
『体温を下げやすい環境』のつくり方
『体温を下げやすい環境づくり』といっても、一体どんなことをすれば良いのでしょうか?また、どんなアイテムが必要なのでしょうか?見ていきましょう。
お風呂に入ったあと30分〜2時間以内に寝かしつける
お風呂に入ったあとは血管が開いているため、熱を発散しやすく、体温が下がりやすい状態です。
そのため、赤ちゃんをこのタイミングで寝かしつければ、体温が下がりやすく寝つきやすいと考えられています。
赤ちゃんは、大人よりも体温が下がるのが早いので、できれば入浴後30分~1時間以内、遅くとも2時間以内には寝かしつけるようにしましょう。
室温を20〜23℃にして寝かしつける
室温が高いと、熱を発散することができず、寝付きにくくなってしまいます。
そのため、寝かしつける時にはクーラーを使って、室温を20〜23℃と低めにしておくことも大切なポイントです。
赤ちゃんが寝付いたあとは26〜28℃に設定温度を上げて、涼しさで風邪をひかないようにしてあげて下さいね。
服装はお腹が隠れる肌着1枚に
夏に赤ちゃんが寝るときの服装は肌着1枚で十分です。
赤ちゃんの肌着には色々な種類がありますが、夏の夜に着るならお腹がめくれ上がって冷えてしまう心配がない『コンビ肌着』や『長肌着』がおすすめ。
メッシュ素材など、通気性が良く熱がこもりにくいものを選んであげて下さいね。
夏に赤ちゃんが快適に眠るためには?
『汗対策』がポイント!
暑い夏の夜、寝ている赤ちゃんを見たら肌着が汗でぐっしょり濡れていた…
そんな経験がある方も多いはずです。
赤ちゃんは新陳代謝がよく、汗腺も大人と同じ数あるので、とっても汗っかきなんです。
そのため、夏の夜に寝汗をかくことが多く、対策をしないと汗で濡れた肌着や寝具が冷えて風邪や下痢の原因になってしまうこともあります。
夏の夜には、『汗をかかせない』、『かいた汗をそのままにしない』対策をしてあげましょう。
『汗対策』の方法
汗対策は、『汗をかかせない』『かいた汗をそのままにしない』ということになります。
それぞれの方法と必要アイテムを見ていきましょう。
室温を26〜28℃にする
当然ですが、室温が高いと汗をかきやすくなります。
夏の夜には、エアコンを活用して室温を下げてあげましょう。
夏の夜に赤ちゃんが快適に眠るためのエアコンの使い方は、以下の通りですので、参考にして下さい。
- 設定温度は『26~28℃』、風の強さは『弱』にする
- 風が赤ちゃんに直接当たらないようにする
風が赤ちゃんに直接当たると、冷えすぎて体調を崩したり、肌が乾燥する原因にもなってしまいます。 - 一晩中つけっぱなしでOK
寝ている途中でエアコンを切ると、温度差で汗をかいて起きてしまうことがあります。
どうしても一晩中つけっぱなしにすることに抵抗がある場合は、設定温度を高めの28℃にして、扇風機などを併用すると良いでしょう。
扇風機で空気を循環させる
扇風機やサーキュレーターを使って部屋の空気を循環させることも、体感温度を下げ汗をかかせにくくするのに効果的な方法です。
風は『弱』にして、直接赤ちゃんに当たらないように注意して下さいね。
アイスノンや氷枕を近くに置く
アイスノンや氷枕を使って体温を下げてあげるのも、汗をかかせにくくするのに効果的な方法です。
アイスノンや氷枕はそのままだと冷たすぎるので、タオルや専用袋などにくるんであげましょう。
冷えすぎが心配な場合は、赤ちゃんの体のそば(体に触れないところ)に置くだけでもOK。冷気で汗をかきにくくなりますよ。
冷感シーツを敷く
布団に冷感シーツを敷くのも汗をかきにくくするのにおすすめの方法です。
やんわりと涼しくしてくれるので、「アイスノンや氷枕だと冷えすぎるのでは?」と心配な方でも使いやすいですよ。
掛け布団は手足を出して掛ける、スリーパーを利用する
夏の掛け布団は、手足を出して体幹にだけかけるのがおすすめです。
手足からの熱の発散で汗をかきにくくなりますし、お腹が冷える心配もないので、一石二鳥です。
もし、寝相が悪く掛け布団をはがしてしまうという場合は、夏用のスリーパーを利用すると良いでしょう。
赤ちゃんが動いても、体幹の冷えはしっかり防いでくれるので、安心ですよ。
吸汗・速乾性の高い肌着を着せる
色々と対策をしても、汗をかいてしまうことはあります。
そんな時は、『かいた汗をそのままにしない』工夫が大切になります。
特に、汗をかいて濡れた肌着は、冷えによる風邪や下痢の原因になるので注意が必要です。
ガーゼやメッシュなど、『吸汗・速乾性』の高い肌着を着せてあげましょう。
あせもの防止にもなるので、汗をかきやすい脇までおおえる半袖タイプがおすすめですよ。
汗とりパットを背中に入れる、バスタオルをシーツに敷く
肌着やシーツが汗で濡れてベタっとしてしまう場合には、背中に汗とりパットを入れたり、シーツにバスタオルを敷いておいて、都度新しいものに交換するのも効果的です。
ただし、敏感な赤ちゃんだと、交換の時に起きてしまうことがあるので、お子さんのタイプに合わせて検討してみて下さいね。
まとめ
- 『体温を下げやすい環境づくり』をする
- 体温を下げやすい環境づくりには、『お風呂の時間』・『室温調節』・『服装調節』が大切
- 『汗対策』をする
- 汗対策には、『汗をかかせない』・『かいた汗をそのままにしない』ことが大切
昔から『寝る子はよく育つ』と言いますが、赤ちゃんの成長にとって睡眠はとても大切なものです。
暑い夏でも赤ちゃんが快適に寝られるように環境づくりをしてみて下さいね♪
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