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赤ちゃんの便秘、判断・解消は大人が!
赤ちゃんのウンチが毎日出ないと便秘と思うかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
大人でも毎日数回排便するという人もいれば、数日に1回でも元気に過ごしている人もいますよね。
赤ちゃんも大人と同じで排便の間隔には個人差があります。
ただし、大人は自分の感覚で便秘になっているかどうかを判断したり解消法を試すことができますが、赤ちゃんにはそれができないという点に大きな違いがあります。
そのため、赤ちゃんの便秘は周りの大人が気づいて適切に対処してあげる必要があります。
そこで今回は、赤ちゃんの便秘の判断の目安、解消法や解消に役立つものなどをまとめてみました。
筆者の息子が便秘になった時に試した解消法や解消グッズについても紹介していますので、参考になさって下さいね。
赤ちゃんの便秘、判断の目安は?
まずはウンチの間隔・硬さ・量を確認
赤ちゃんの排便間隔には個人差があるので、単純に「〜日間ウンチが出ていないから便秘」と決められるわけではありません。
そのため、普段から排便間隔を把握しておいて、明らかにいつもより間隔があくようなら便秘を疑います。
また、排便がある場合にも、ウンチの状態がいつもと比べて硬かったり極端に少量の場合にも便秘の可能性が高くなります。
こんな時は便秘かも…
ー排便間隔が極端にあく
ーウンチが出ても硬い
ーウンチが出ても極少量
これらの変化に気付くためには、普段から排便間隔やウンチの状態について大人が把握しておくことが大切になります。
私は、息子が生まれてから半年間くらいは毎日育児日記に排便やウンチの様子を記入していて、これが息子の便秘を判断するのにとても役立ちました。
少し面倒ですが、いざという時に過去のデータがあると焦らずに判断できると思うので、オススメです。
出典:楽天
他の症状を確認
ウンチの間隔が明らかにあいている・ウンチが硬い・ウンチが極端に少量の場合には、赤ちゃんの体や機嫌、食事の様子に次のような症状が出でいることがあります。
これらの症状も出ていればさらに便秘の可能性は高くなります。
こんな時は便秘かも…
ーミルクや食事の量が減る
ーミルクや食事をもどしてしまう
ーお腹が固く張ってポッコリしている
ー他に原因が見当たらないのに機嫌が悪い
赤ちゃんの便秘、解消方法と解消に役立つグッズは?
水分補給
生後5ヶ月くらいから離乳食が始まると、その分ミルクや母乳の摂取量が減るので、水分不足になってウンチが硬く便秘になる赤ちゃんが多くなります。
また、離乳食前の赤ちゃんでも、まれに母乳不足により便秘になることがあります。
便秘の症状が見られるときには、生後2ヶ月以降であれば麦茶・お白湯・赤ちゃん用の水などを意識して飲ませ、ウンチを柔らかく出しやすい状態にしてあげましょう。
それ以前であれば母乳が不足していないか医師と相談し、必要であればミルクを足すなどの対処をすることになります。
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足上げストレッチ
完全ミルクやミルク寄りで育てている赤ちゃんは、ミルクの消化に時間がかかる分、便秘になりやすい傾向があるそうです。
私は息子をほぼ完ミで育てていたので、やはり息子は便秘がちで、解消のためによく「足上げストレッチ」をしていました。
やり方は簡単で、赤ちゃんを仰向けに寝かせたら、大人が赤ちゃんの足を持って、腿がお腹に当たるように交互に上げ下げしていきます。
腿でお腹を押すことで腸を刺激して蠕動運動を促し、便通を良くします。
グッズ無しで簡単にできるので、ぜひ試してみてくださいね。
お腹マッサージ
これも腸の蠕動運動を促して便通をよくする方法です。
手のひらで「の」の字を書くように時計回りに赤ちゃんのお腹をマッサージします。
そのままの手のひらでやっても良いですし、ベビーオイルを手のひらにつければより滑りが良くなります。
息子はこのマッサージが大好きで、5歳になった今でもお腹が痛い時には「なでてー」と甘えてきます。
親子のスキンシップという意味でも良い方法だと思います。
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綿棒浣腸
私は、息子の便秘が続いて、そろそろ出してあげないとマズイかなと言う時の最終手段としてやっていました。
綿棒にベビーオイルやオリーブオイルをつけたら、赤ちゃんの肛門に1センチくらい入れてゆっくりと回します。
あまり頻繁にすると慣れて効かなくなるそうなので、ここぞという時にするのがおすすめです。
最初は怖く感じるかもしれませんが、慣れれば簡単にできます。
効果抜群で、これをすれば息子は100%排便してくれました。
困った時にはチャレンジしてみて下さいね。
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ミルクを変える
粉ミルクの中には、腸内のビフィズス菌を増やして便通を良くしてくれるオリゴ糖が配合されているものがあります。
ミルク育児でどうしても便秘になりがちという場合には、粉ミルクをそういったものにかえてみるのもひとつの手です。
私も息子が便秘がちの時に「アイクレオのバランスミルク」というオリゴ糖配合のものに変えたところ、排便が増えたという経験があります。
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食事内容を工夫する
離乳食期以降であれば、腸の蠕動運動を促したり腸内環境を整えるはたらきのある食材を使うのも良い方法です。
さつまいもや青菜など食物繊維の豊富な食材や、ヨーグルトなど腸に良い細菌を含む食材がおすすめです。
食材や調理法方がわからない場合には、離乳食のレシピ本などで紹介されていることが多いので、参考にすると良いでしょう。
出典:楽天
不安な時には病院へ!
便秘は1、2日であればそのまま様子をみているうちに自然に解消したり、家でできる方法で解消してあげられることが多いです。
でもそうは言っても、「もし放っておいて何かあったら…」「自分で対処するなんて怖い」と不安に思うことはあると思います。
かくいう私も、息子が生後1ヶ月でウンチが2日間出なくなった時には、病院に駆け込みました。
実際にはミルクの飲みも良く元気もあったので様子をみていれば自然と解消するレベルで、当時の私も大丈夫そう?とも思ったんです。
でも色々考えるうちに、「母の勘では大丈夫そう…でもそれって信用できるの?まだ母になって1ヶ月くらいだよ?」と不安になってしまったんですね。
病院に行くと、先生や看護師さんは「ママ、心配しすぎよ」と苦笑いでしたが、ちゃんと綿棒で排便させてくれて、家でのやり方も教えてくれました。
ちょっと恥ずかしかったですが、それ以来便秘になった時にはまずは自分で対処できるようになりましたし、自分の勘にも少し自信が持てるようになったので、結果として病院に行って良かったです。
親になると、なりふり構わず強くならなければいけないことってあると思うんです。
なので、不安な時には「恥ずかしい」とか「迷惑かも」なんて考えずに、病院に行っても構わないと個人的には思います。
ただし、小さな赤ちゃんを病院に連れて行く際には感染症などのリスクもあるので、その点は注意したいですね。
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