夏に子供が水遊びするとき、浮き輪があると安心ですよね。
色々なデザインの子供用浮き輪が販売されていることから、楽天やAmazonといった通販サイトで子供に浮き輪を選ぶという方も多いと思います。
でも、通販サイトで子供用浮き輪を選ぶときに、ネックになるのがサイズ選び。
筆者も自分の子供用に楽天で浮き輪を買ったことがあるんですが、実際に試着するわけにもいかないし、パッと見られる年齢ごとのサイズ目安表があったら選びやすいのになと思ったものです。
そこで今回は、子供用浮き輪の年齢ごとのサイズ目安表を作ってみました。
また、子供におすすめの浮き輪のタイプについてもまとめましたので、合わせて参考にして下さい。
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サイズが合わない子供の浮き輪は危険!
そもそも、子供に浮き輪を買うときに、そこまでサイズを気にする必要があるのか?
大きい分にはいいんじゃないか?
きついくらいが体にフィットするからいいんじゃないか?
そんなふうに思う方もいらっしゃると思います。
でも、それは大きな間違い。
サイズの合わない浮き輪で水遊びをすると、事故を引き起こす危険性があるんです。
サイズが大きすぎる浮き輪の場合
浮き輪のサイズが大きすぎると、すぽっと抜けて、体が水中に落ちてしまう可能性が高くなります。
まだ泳ぎが上手にできない小さな子の場合は、事故に繋がることも十分にあり得ます。
サイズが小さい浮き輪の場合
浮き輪のサイズが小さい場合は、体から外れにくいので安全に思うかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
確かに普通に水に浮いている時は、体にピタッとくっついている方が水中に落ちる心配がありません。
でも、混雑しているプールなどで人にぶつかって、ひっくり返ってしまったときに、浮き輪からすぐに抜け出せず溺れてしまうという危険性があるんです。
…このように、浮き輪は大きすぎても小さすぎても安全に使うことができません。
お子さんにあったサイズを選んであげることが、重要なんですね。
年齢別「子供用浮き輪のサイズ目安表」
浮き輪の主流、ドーナツ型浮き輪のサイズ目安は以下のようになります。
年齢 | 胸囲 | 浮き輪サイズ |
3~4歳 | 約54cm | 約45~50cm |
5歳 | 約56cm | 約50~55cm |
6歳 | 約58cm | 約55~60cm |
7歳 | 約60㎝ | 約60~65cm |
8〜9歳 | 約66cm | 約65〜70cm |
9〜12歳 | 約74cm | 約70〜80cm |
表の参考 https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000042861.html
http://www.yamamotoningyou.net/summeru.htm
ただし、子供の体型には個人差がありますし、空気をどの程度入れるかによっても差が出てきます。
実際の店舗で試着をして、どのくらいのサイズが合うのかチェックするのが一番ですが、それができない場合に、大体の目安として参考にしていただければと思います。
通販サイトで選ぶ場合には、口コミに「身長〇〇cm、体重△△kgの我が子にぴったりでした」など、参考になる意見が載っていることも多いので、そちらも合わせてチェックしておくとより安心ですよ。
子供におすすめの浮き輪のタイプ
浮き輪といえば、ドーナツ型のものを思い浮かべる方がほとんどだと思います。
ただ、ドーナツ型は3歳未満の小さな子供が使うと抜け落ちてしまう危険性があるため、子供用浮き輪にはドーナツ型以外のタイプもあります。
お子さんの年齢や水慣れ具合に合わせて選びましょう。
ドーナツ型浮き輪
3歳以上で、ある程度水に慣れている子におすすめのタイプ。
子供が自力で輪っかに捕まっていないと落ちてしまうので、不安な場合にはアームリングと併用すると良いでしょう。
また、保護者が支えたりひっぱれるように、紐がついているタイプを選ぶと便利です。
足入れ浮き輪
足を穴に入れて座って乗るタイプ。
おしりが支えられるので、水に入るのを怖がる子におすすめです。
ただ、人や波にぶつかった時に転覆すると、足が固定されている分脱出がしにくいので、使用を禁止しているプールも少なくありません。
購入前に、行きたいと思っているプールに使用可能か確認しておきましょう。
転覆しにくい二重構造のものを選んだり、いつも以上に保護者がしっかりと監視するなど注意することも忘れずに。
アームリング
腕につけるタイプ。
着脱が簡単で、転覆の危険性もないことから、小さな子に人気です。
他のタイプの浮き輪と併用するのもおすすめ。
空気を入れる部屋が2つある「2気室」タイプを選ぶと、万一片方が破裂した場合にも急に沈まず、より安心です。
親子浮き輪
足入れ浮き輪に保護者用の浮き輪が一体になった、ダブルリングタイプ。
まだ一人で上手に浮き輪を扱えない子でも、保護者が支えになって転覆を防いだり、動かしたりしてあげられるので安心です。
行く予定のプールが、足入れ浮き輪禁止でないか確認してから購入して下さいね。
フロート
上に乗る比較的大型のタイプ。
動物、バナナ、車など色々な形があるので、子供にも人気です。
フロートは空気をパンパンに入れてしまうと上に乗りにくくなってしまうので、押すと少し凹むくらいの空気量に調節しましょう。
また、乗ったまま自分で動くのは難しいので、保護者が押したり引いたりすることが必要です。
より安定して乗るために、持ち手がついたものを選ぶのもおすすめです。
空気入れも忘れずに
最後になりますが、フロートや親子浮き輪のような大型の浮き輪になると、空気を入れるのがかなり大変です。
電動式や足踏み式の空気入れを用意して、忘れずに持っていくようにしましょう。
お子さんに合ったサイズや形の浮き輪を選んで、安全・楽しく水遊びをして下さいね。
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