最近暖かい日が多くなり、すっかり春めいてきましたね。
お子さんのトイレトレーニング開始にはぴったりの時期です。
私の息子も今から数年前の、1歳11ヶ月の時にトイレトレーニングをはじめ、4ヶ月後の2歳3ヶ月で完全にオムツとサヨナラすることができました。
一般的には、2歳前のトイレトレーニングは難航することが多いと言われ、3・4割くらいの子は完全におむつが取れるのに1年以上かかってしまうそうです。
そこから考えると、4ヶ月で完全におむつが取れた我が子は、スムーズなケースと言えます。
実は、2歳前のトイレトレーニングを成功させるには大事なポイントがある!と私は考えていて、息子のトイレトレはこのポイントを踏まえて行いました。
もちろん、子供の性格による部分もあるとは思いますが、低年齢からはじめてすぐにおむつを取りたい!というママには是非試してみてほしいと思います。
今回は、そんな、私が思う2歳前のトイレトレーニングを成功させるポイントと、そのために必要なグッズについて紹介していきます。
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2歳前のトイレトレーニング、準備したグッズ!
息子のトイレトレのために準備したものをまとめました。
私が考える「2歳前のトイレトレーニングを成功させるポイント」を実践するためには、なくてはならないものばかりです。見ていきましょう。
トイレトレーニングの本
出典:アマゾン
「我が子がいつまでもオムツでは困るから、トイレトレはしなくてはいけないこと」ということはわかっていても、実際に始めるとなると何をどうしていいかわからず、とても不安に感じるママは多いはずです。
「情報がない」のに「あなたが責任持ってやってね」と言われたら、誰だって「不安」になるのは当たり前です。
なので、しっかりとした情報を得るということは、トイレトレを進める上での基本になります。
トイレトレ本の多くは、そもそもトイレトレとは何か?いつ始めるのか?どうすればいいのか?などの基本的な情報から、実際にトレーニングを進める中で出てくるであろう疑問についてのQ &Aまでが網羅されているので、ぜひ一冊は用意して目を通しておきましょう。
ポスターや絵本など、トイレでの暇つぶしグッズ
出典:アマゾン
トイレで用を足すには、当たり前ですが、トイレに行ってもらわなければいけません。
でも、これが簡単そうに見えてなかなか難しいんです!
なぜかトイレを怖がっていきたがらないなんて子はざらにいます。
また、私の息子のように特に怖がらない子でも、トレーニングが面倒になって途中から行きたがらなくなることもあるあるです。
なので、トイレは楽しい場所!と子供に思わせることはとても大切。
お子さんが好きなキャラクターのポスターや絵本などをトイレに置いて、まずはトイレにスムーズに入ってもらえるような環境づくりをしておきましょう。
暖房器具
出典:アマゾン
秋口〜春先はトイレも冷えます。
特にトイレトレ中は、用を足せるまでお尻丸出しで便座に座らせておくなんてこともあるので、お子さんは結構冷えると思います。
風邪をひいてしまっては大変ですし、「トイレ=寒い=嫌い」と思ってしまったらトレーニングにも支障が出ます。
少しでも寒いかな?と思ったら、暖房器具を使ってトイレ内を暖めてあげると安心です。
補助便座
出典:アマゾン
子供の小さなお尻がトイレに落ちないようにするためのもの。トイレトレの必須アイテムです。
補助便座としてだけでなく、おまるとしても使えるものや、ステップが付属しているものなど、多機能タイプがおすすめ。
おまるとしても使えれば、いざトレーニングを始めたら子供がトイレに入るのを嫌がった…なんて時に室内でトレーニングができて重宝します。
またステップは、ある程度トレーニングが進んで、子供一人でトイレで用を足す時に活躍しますよ。
綿パンツ10枚
出典:アマゾン
これは我が家のトイレトレならではのグッズ。
あとで理由など詳しく書きますが、我が家のトイレトレはいきなり普通の綿パンツから始めます。
なので当然、トレーニング開始直後は、ほぼ100%お漏らし状態。
真夏であってもこれくらいの枚数は用意する必要があります。
洗濯板
出典:アマゾン
これも我が家のトイレトレには必須のグッズ。
日に何枚もの綿パンツにお漏らしすることになるので、そのたび毎に洗濯機を回すわけにはいきません。
手洗い必須なので、洗濯板があるとスムーズです。
ウタマロ
出典:楽天
個人的に最強に汚れが落ちる洗濯洗剤だと思っています。
ウンチがべったりついたパンツもスッキリ綺麗になります。
トイレトレだけでなく、食べこぼしや泥汚れなど子供ならではの汚れを落とすのにも重宝するので、持っておいて損はなし!です。
ピューラックス
出典:楽天
次亜塩素酸ナトリウムという成分の消毒液です。
綿パンツにお漏らしすれば、その上のズボンはもちろん、床・絨毯・ソファーなどにも被害は及びます。
床や絨毯などは汚れを拭き取ったあと消毒液で拭いておくと、匂いが残りませんし気分的にも○です。
別にアルコールなどの消毒液でもいいですが、ピューラックスはウイルスにも効くので、胃腸炎などで子供が嘔吐した時などにも使え、汎用性が高いのでおすすめです。
ただし、素材によっては色落ちする可能性もあるので、そこは要注意。
2歳前のトイレトレーニング、ポイント!
私が思う2歳前のトイレトレーニングを成功させるポイントについてまとめてみました。
私の息子は、この方法ですんなりとオムツがとれたので結構自信があります 笑。
じっくりと準備期間を!
トイレトレは子供にとってもママにとっても初めての経験。
いきなり二人でトイレに行って、子供を便座に座らせる…で、うまくいくわけがありません。
まずはじっくりと時間をかけて、トイレトレを始めるための準備をすることがとても大切です。
ママは、トイレトレの参考書を読むなどして、トレーニングについての正確な知識を得ます。
トイレトレはママ主導で行うものなので、ある程度自信を持ってリードできるようになっておくことが大切です。
一方、子供は、まずはトイレに慣れることが必要。さらにトイレは何をするところかがなんとなくわかればなお良しです。
トイレにお子さんの好きなキャラクターのポスターを貼ったり、絵本を置くなど、お子さんがトイレという場に馴染みやすい環境を作ります。
そして、できるだけママが用を足す時には一緒にトイレに連れて行き、「ママ、しっしここにしてるよー」などと声がけします。
1歳代の子供だと、実際に自分が便座に座って用を足せるという経験を踏まないと、「トイレ=用を足すところ」と理解できないかもしれませんが、「ママがなんか優しく言ってくるな。トイレは怖くなさそうだな。」と思ってもらえればオーケーなので、面倒と思わずに一緒に連れて行って声がけしてみましょう。
いきなり布パンツで!
出典:アマゾン
コレ、我が家の肝入りポイント 笑!
トイレトレというと、まずはトレパンを履かせるご家庭が多いと思いますが、そもそもトレパンを履かせてトレーニングするのはなぜでしょう?
トレパンは、オムツに比べておしっこやウンチをした後の不快感が得やすいんですね。
子供はこの不快感を感じて、「トレパンにする(=漏らす)と気持ち悪い。トイレですると気持ち悪くない。→めんどくさいけどトイレでするか…」となって 笑、結果的にトイレで用が足せるようになるわけです。
そこで私、思ったんです。
「お漏らしした時にできるだけ不快な状態を作れば、それだけトイレトレがうまくいくんじゃ。」と。
特に、1歳代の小さな子だと、まだ不快感に関してそこまで敏感でないことも多いだろうし、トレパンでも「気にしないぜ〜」と過ごせてしまってる子も結構いそうだよなぁと。
その辺が、1歳代の子のトイレトレが長引く原因のひとつなんじゃないかなぁと、素人なりに考えたわけです。
で、「じゃあ、最初から綿のパンツにぐっしょり漏らしてもらえばいいんじゃ?」と、イキナリ綿パンツ法を思いついたんです。
普通のパンツに漏らしたら、ズボンも濡れるし、生暖かいオシッコが腿を伝って足元に水溜りになるし、ウンチしたら臭いし…いくら小さくても気分良くはないよなぁと 笑。
次に書きますが、親としては失うものも大きな方法なんですが 笑、我が家の場合は結果としてこれがうまくいって、短期間でオムツをとることに成功しました。
トイレトレが長期化すると、親子ともに精神的にキツくなるので、「早い時期からパッとトイレトレ済ませちゃいたい!」という方は、ぜひ試してみて下さい。
ある程度の出費と手間は覚悟を!
綿パンツ10枚、洗濯洗剤、手洗い用洗濯板、消毒液…、イキナリ綿パンツ法は、なかなかにランニングコストがかかります。
でも、トレパンを1年近く買い続けると考えれば、トイレトレが終わるまでのトータルで見るとむしろ安くあがるので、出費に関してはそこまで気にならないかと思います。
それよりも問題になるのは、とにかく手間がかかるということでしょう。
1〜2歳の子供の1日のおしっこの回数は、おおよそ8〜12回と言われます。
つまり、服を着替えさせて、体を拭いて、床などを消毒して、汚れた服を手洗いする…これを1日に12回も繰り返すことになるわけです。(服の手洗いは5枚くらいたまってからでもオーケーですが。)
ここまでするなら、トレパンで1年かけたほうがいいというママもいるでしょうし、仕事をしているから現実的にこれはできないというママもいるはずです。
この辺はママの好みや、ライフスタイルに合う方法を考える必要がありますね。
トイレトレーニングは余裕を持って開始しよう!
そもそも、低年齢からトイレトレをすることに対する是非はあります。
例えば、3歳からトイレトレをはじめると、スムーズに進むことが多いのは事実で、1日でとれちゃった!なんてことも珍しくありません。
3歳にもなると、大人の言うことがちゃんと理解できるからです。
ただ、私の周りでは、3歳から幼稚園に入る子が多く、「入園前にはおむつをはずしておかないと、幼稚園の入試で落とされる」というウワサが流れたこともあり、2歳代ではとれている子が多かったです。
なので、3歳を過ぎてもオムツがとれない子のママはとても焦って悩んでいました。
なんでできないの!おかしいんじゃない!?と、子供に怒鳴っている人も見たことがあります。
逆にすごくおおらかな気持ちで見れるママのところは、4歳になってもウンチだけおむつでないとできず、それはそれで大変そうでした。
こういった周りの状況もあり、私個人としては、1歳代に、一度トライしてみてもいいんじゃないかな?と思うようになりました。
それでダメなら、一旦やめてもなんら困ることはないわけですから。
私と同じように、1歳代でトイレトレにトライしてみたいという方にとって、今回の記事が参考になれば嬉しく思います。
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