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【レビュー】チョコレートフィックスは理論的推理力を鍛えるパズル!【遊び方・脳トレ効果】

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※この記事はPRを含みます

「教育ツールにもなる」として世界中から注目を集めている、シンクファン(Think Fun)のパズルゲーム(ボードゲーム)。

我が家でも息子と一緒に、「ラッシュアワー」「グラビティメイズ」「ティップオーバー」などなど…様々なシンクファンゲームで遊んでいます。

今回は、そんな我が家のシンクファンゲームの中でも、「理論的推理力」を題材とした異色のゲーム「チョコレートフィックス(Chocolate Fix)」について、基本情報・遊び方・脳トレ効果などをご紹介します。

息子が遊んでみた体験をもとにまとめていますので、レビューとしても参考にして下さいね。

 

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チョコレートフィックスとはどんなもの?

ヒントから正しいチョコレートの並びを推理するゲーム

チョコレートフィックスは、ヒントをもとに、3つの形・3つの色のチョコレートを箱に正しく並べていくパズルゲームです。

複数のヒントを総合的に考えて、全ての条件に矛盾しないようにチョコレートの並びを推測していかなければならず、可愛らしい見た目とは裏腹になかなか手強い脳トレゲームになっています。

シンクファンからは「ラッシュアワー」や「グラビティメイズ」といった様々な脳トレゲームが発売されていますが、チョコレートフィックスはそれらのゲームとは毛色が違う「推理ゲーム」です。
なので、ボードゲームやパズルゲームに慣れているという人にとっても、新鮮なゲームとして楽しめると思います。

6歳の我が子はパズルゲームやボードゲームが大好きで、たくさんのパズルゲーム・ボードゲームをやっています。
そんな我が子も「チョコレートフィックスはなんか他と違う」と言って、夢中で遊んでいます。

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対象年齢は8歳〜、「ヒント・チップ」を使えば低年齢から遊べる

「一つのことに夢中になると他のことを忘れてしまう」というのは小さい子あるあるですよね。
こうした子供の特性を考えると、いくつものヒントを組み合わせて答えを導き出さなければいけないチョコレートフィックスは、小さな子供には難しそうに感じます。

ところが、チョコレートフィックスの対象年齢は8歳〜。
意外にも低年齢からできるんですね。

チョコレートフィックスには「ヒント・チップ」という小さな子供用のお助けアイテムが付属されています。(※もちろん大人が使うこともできます。)
形、色のどちらかの情報しかなくチョコレートの配置が確定しない場合に、ヒント・チップでトレイを埋めて保留することで、情報を忘れないようにできるんですね。

ヒント・チップを使った遊び方については次の章で詳しく解説しているのでそちらを参考にしていただければと思いますが、「小さな子供用のお助けアイテムがある」ということは覚えておいて下さいね。

6歳の我が子は、普段から色々なパズルゲームで遊んでいて、同年代の中ではこの手のゲームはかなり得意な方だと思いますが、それでもレベルが上がるにつれてヒント・チップなしでは解けなくなりました。
逆にいうとヒント・チップを使えば一人で半分くらいの問題は解けているので、ヒント・チップを活用するということは、小さな子供がチョコレートフィックスを楽しむための必須事項だと思います。

チョコレートフィックスの基本情報
商品名 チョコレートフィックス(Chocolate Fix)
発売元  シンクファン(ThinkFun)
セット内容 トレイ×1、チョコレート×9、問題集(全40問)×1、ヒントチップ×18、収納袋×1
サイズ トレイ:15×15cm
プレイ人数 1人〜
対象年齢  8歳〜99歳
参考価格 3,795円(税込)〜  ※記事作成時の楽天市場調べ



チョコレートフィックスの遊び方は?

手順

問題は全40問で、「BEGINNER(10問)」「INTERMEDIATE(10問)「ADVANCED(10問)」「EXPERT(10問)」の4つの難易度に分かれています。

ここでは「BEGINNER 4」の問題を実際に解きながら、遊び方を解説していきます。
小さい子の助けとなる「ヒント・チップ」も使って解説しますので、ご自分のお子さんができそうかを考えながらご覧いただければと思います。(ヒント・チップを使わないで解くこともできます。)

 

1.ヒントの中から答えが確定できるものがないか探す

「BEGINNER 4」の問題です。
いくつかのヒントが描かれているので、これを手掛かりにして9マスのトレイにチョコレートを配置していきます。

まずはヒントの中から、答えが確定できるものがないか探してみます。
青丸で囲んだところは、トレイのどこに、どんな色・形のチョコを置けばいいかが一目瞭然なので、置いていきます。

 

2.ヒントの情報が足りないところに「ヒント・チップ」を仮置き

ヒントの青丸で囲んだところは、色か形のどちらかしか情報がありません。
このような場合には、「ヒント・チップ」を仮置きしておきます。

 

3. 1と2の情報から、消去法で残りのチョコを配置

続いて、青丸のヒントをどこに配置するか考えていきます。

「ピンクで四角」のチョコに着目してみます。
「ピンクで四角」のチョコは赤丸・緑丸で囲ったどちらかに配置する可能性があります。
しかし、緑丸の方には「三角」を置かなければいけないので、「ピンクで『四角』」は置くことができません。

よって「ピンクで四角」は赤丸の方に配置することが確定します。

「ピンクで四角」が確定したことで、青丸の二つも確定しました。

さらに青丸の「クリーム」の部分には、「三角」のヒント・チップが置かれています。

よって、ここには「クリームで三角」のチョコを配置することがわかります。

あとは、青丸のヒント・チップの色と、残りのチョコの色が合うように配置すれば完成です。

 

4.答え合わせ

問題ページの裏側には答えが載っているので、同じように配置されていればクリアです。


なんとなくおわかりいただけたでしょうか?

今回はわかりやすくビギナー問題を例に挙げましたが、難しい問題になると最初から配置を確定できるチョコがなくなってきます。
その場合には、どれか一つのヒントを仮説として配置してみて、他のものの辻褄が合うか検証していきます。
仮説→検証を繰り返して徐々に答えに近づいていく感じが、推理小説の探偵や、科学実験をする研究者になった気分にさせてくれる…かもしれません。

 

小さな子供が遊ぶ時のコツ

6歳の我が子とチョコレートフィックスを遊んでみて、私が思う「小さな子供がチョコレートフィックスで遊ぶコツ」をまとめました。
お子さんと遊ぶ時の参考にして下さいね。

「わかるところから埋める」という基本ルールを理解させる

手順の項で紹介した問題もそうですが、難易度の低い問題では、ヒントを見ただけで配置を確定できるチョコがあります。
まずは、そのような「明らかにわかるところ」からトレイを埋めていくということを覚えさせることが大切です。
これはチョコレートフィックスを解く上で押さえておかなければいけない基本ルールのようなものなので、最初に必ず教えてあげましょう。

「ヒント・チップ」の偉大さに気づかせる

チョコレートフィックスはヒント・チップを使うことで、問題の難易度がグッと下がります。
我が子のように、なまじパズルゲームをしたことがある子だと「ヒントなんてなくても解けるし!」と意地を張って使いたがらないかもしれないので、その場合は無理強いせずにヒント・チップなしでやらせてみて下さい。
ある程度の難易度になれば必ず行き詰まるので、そこでヒント・チップを与えてあげれば、その偉大さを身を持って知ることになると思います。
「便利に使えるものは使ったらいい」ということを学ぶのにもいい機会になりますよ。

 

「とりあえず試してみる」ことに慣れさせる


ある程度の難易度になると、最初から配置を確定できるチョコがなくなってくるので、どれか一つのヒント仮説として置いてみて、他のヒントと辻褄が合うかを検証していくことになります。
「とりあえず仮説を立てて試してみる」ということに慣れる必要があるわけですね。
小さな子供にとっては難しそうに感じるかもしれませんが、これが必要なレベルまで到達できている子ならできるので、無理だと諦めずに教えてあげてみて下さいね。

チョコレートフィックスの脳トレ・知育効果は?

理論的思考力が身につく

チョコレートフィックスで得られる効果として一番に挙げられるのは、「理論的思考力」が養われるということでしょう。

複数の条件をもとに、筋道立てて一つの答えを導き出すという経験を何度も繰り返しすることになるので、理論的に考えて問題を解決する能力が自然と身につくわけです。

理論的思考力は、勉強でも仕事でも普段の生活のちょっとしたことでも必要になるものなので、小さなうちから遊びを通して身につくのは嬉しいですね。


「失敗は成功のもと」を実体験できる


難しい問題になってくると、一つのヒントを仮説としてとりあえず置いてみて検証していくということが必要になると思います。
それがうまくいかなければ、それ以外の手を考えていくわけです。

「トライアンドエラー」や「しらみつぶし」というと聞こえが悪いですが、失敗を活かして次に進むと考えれば、これも生きていくうえで必要な能力。
「失敗は成功のもと」を実体験できるのはチョコレートフィックスの利点と言えるでしょう。

コスパ良しのチョコレートフィックスで楽しく脳トレを!

最後になりますが、チョコレートフィックスは4000円前後で販売されています。

対象年齢は8歳〜ですが、今回ご紹介してきた通り、我が子は6歳でも楽しめています。
また、私(35歳)もたまに遊びますが、全く分からない問題も結構あって、まだまだ楽しめそうです。

輸入品なので値段だけ見ると高く感じますが、家族全員で長く遊べると考えると、案外コスパの良い玩具なんじゃないかと思います。

チョコレートフィックスを買ったら、ぜひ家族みんなで挑戦してみて下さい。
子供ができた問題なのにママができない…なんてこともあって、盛り上がりますよ!

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