5月5日のこどもの日を知らない大人はいませんよね。
でも、初めての男の子を持つママの中には、子供の日ってどんな意味があるの？何を用意するの？何をしたらいいの？とわからないことだらけという方も多いはずです。
そこで今回は、そんな有名だけど実は詳しく知らないこどもの日についてまとめてみました。
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こどもの日（端午の節句）とは？
皆さんは「五節句」という言葉を聞いたことがありますか？
五節句は、季節の節目に行われる五つの年中行事のことで、五穀豊穣、無病息災、子孫繁栄などを神様に祈る目的があります。
こどもの日として祝われる5月5日は、この五節句のひとつである「端午の節句」にあたり、男の子の無事の成長や立身出世、一族の繁栄を祈る行事です。
こどもの日（端午の節句）には何を用意して、何をする？
子どもの日には、男の子の無病息災、立身出世や一族の繁栄を祈って、飾りや食べ物を用意します。
用意するものと、それぞれにどんな願いが込められるのかを見ていきましょう。
鯉のぼり
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「流れの激しい滝を登れた魚は鯉だけで、その鯉は龍になった」という中国の故事から、男の子の立身出世を願う意味合いが込められた飾りです。
一緒に飾られる五色の吹き流しには、悪いものを追い払う意味があり、子どもの無事を祈る飾りでもあります。
今はベランダで飾れるような小さなタイプもあるので、ご自分の家のサイズにあったものを選ぶようにしましょう。
兜・鎧兜
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古来の武士が身につけて身を守ったことから、男の子の無病息災を願う意味で飾られます。
子供が生まれて初めて迎える端午の節句を「初節句」と言い、鎧兜はこの初節句の時に両親の祖父母から贈られるのが一般的です。
パパとママのどちらの両親が買うかは地域の風習にしたがったり、お互いで折半したりと様々ですが、いずれにせよどちらが買うかはしっかりと話し合っておきましょう。
鎧飾りはサイズが大きいですが、兜飾りは子供が頭にかぶれるサイズから小さなサイズまで様々なので、できれば欲しいサイズも祖父母に伝えておくとスムーズです。
武者人形
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子どもの身代わりとして、その子に訪れる災いを代わりに背負ってくれると言い伝えられています。
また、桃太郎や金太郎などをモチーフにしたものもあり、そのような立派な人物に成長するようにとの願いも込められます。
五月人形も兜飾りと同じく、初節句に、両親の祖父母から贈られることが多いものです。
その子の身代わりとされるので、男の子一人につき一体贈られるのが基本となります。
男子兄弟がいて、飾ったり収納しておくスペースがないという場合には、小さめの人形を贈ってもらうのがオススメです。
菖蒲湯
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菖蒲は邪気を払うと言われ、古来の中国で魔除けに使われていました。
そのため、お風呂の湯船に菖蒲を入れて入浴することで、厄を払いのけられると考えられています。
かしわ餅
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柏の葉は、新しい芽が生えてくるまで古い葉が落ちないことから、かしわ餅を食べることでその子が子孫を残すまで死なないようにと子孫繁栄を願います。
ちまき
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中国戦国時代に国王の側近だった屈原という人物の物語が由来ではないかと言われています。
陰謀に失脚した屈原は5月5日に川に身を投じて亡くなります。
屈原の死を悼んだ民衆は、死体を魚が食べないようにとちまきを川に投げ入れ、これが国の安泰を祈願する風習に変わっていきました。
その風習がさらに時を経て、病気や災厄を避ける宮中行事となり、日本に伝わって端午の節句となったことから、こどもの日にちまきを食べるようになったと言われています。
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