子供用の洗えるマスク/長所と短所・選び方・おすすめ商品をママが紹介！

 

ウイルスや花粉の予防に使われるマスク。

日本小児科医会は、呼吸がしにくくなるなどの理由から、2歳未満でのマスク着用をやめるよう呼びかけています。※１
またWHOも、11歳までの子供については、発育状態やウイルス感染の広がりなどを考慮して着用の判断をするようにとの見解を示しています。※２

ただそうは言っても、コロナウイルスの感染が拡大して以降、お店に行くにも学校に通うにも「マスク着用のうえ」と指示されることがほとんど。

3歳以上の子供がいる家庭にとって、子供用マスクの準備は、もはや必須事項とも言えますよね。

そこで今回は、「子供用の洗えるマスク」に焦点を当てて、長所・短所、選び方、おすすめ商品をまとめてみました。

筆者は、子供がアレルギー体質で３歳頃から色々な子供用マスクを試してき
ました。
その経験を元にまとめていますので、参考にしてくださいね。

※１　2020年9月現時点での見解。
詳しくは→ https://www.jpa-web.org/dcms_media/other/2saimiman_qanda20200609.pdf

※２　2020年9月現時点での見解。
詳しくは→ https://japan-who.or.jp/news-releases/2008-10/

 

子供用洗えるマスクの長所・短所は？

 

マスクには”使い捨て”のものと、”洗って繰り返し使える”ものとがあります。
ここでは、「子供用洗えるマスク」の長所・短所についてまとめます。

長所

素材や作りによっては装着時の違和感が少ない

暑い、耳が痛い、変なニオイがする…子供がマスクを嫌がる理由は、この辺りなんじゃないでしょうか。

洗えるマスクというと昔はガーゼマスクが主流でしたが、最近ではポリウレタンマスクやキシリトール配合の布マスクなど、通気性や冷感にこだわったものも多く発売されています。
このようなものを選べば、不織布マスクより装着時の暑さを軽減できるので、暑がりの子供でもつけやすくなります。

また、耳ゴムが平たいものや太いものであったり、マスク自体が軽量であったりと、つけ心地にこだわった商品が多いのも洗えるマスクの特徴の一つ。

さらに、自宅で洗うことができるので、買った時の臭いが気になった場合も、洗濯して落とすこともできます。

このように、装着時の違和感を軽減して子供が嫌がらずに付けやすい商品が多いのは、洗えるマスクの大きなメリットです。

コスパが良く、マスク不足に備えられる

洗えるマスクはその名の通り、一度買えば洗って繰り返し使うことができます。
商品によっては、数十回以上使えることもあるんですよ。

感染症流行時や花粉の時期に毎日つけるとなると、使い捨てマスクよりも洗えるマスクの方がコスパが良くなるわけなんですね。

また、毎日学校や幼稚園につけていくとなると、使い捨てマスクだとあっという間に１箱使い切ってしまいます。

平時なら無くなったら買い足せば問題ありませんが、感染症が大流行した時などはマスクが品薄になって手に入らないことも。
実際に、コロナウイルスの影響でマスクが手に入らず困った経験のある方は、少なくないはずです。

そんな非常時に備えると言う意味でも、洗えるマスクは何枚か用意しておきたいですね。

短所

ウイルス・花粉などのカット率が低め

一般的に不織布マスクは、洗えるマスクよりも目が細かくなっています。
また、ウイルスや花粉など各粒子の大きさに合わせて、目の細かさが調整して作られています。

不織布マスクは、洗えるマスクよりも小さな粒子までカットすることができ、目的に応じた使い分けもできるので、感染症対策にはより有効なわけですね。

ただ、子供がマスクをつける場合は、感染対策力に加えて、嫌がらずにつけてくれるか？ということも考えなければいけません。

つけ心地などを総合的に考えて、洗えるマスクと不織布マスクどちらがお子さんに合うか考えたいですね。

 

子供用洗えるマスクの選び方は？

 

子育て中の筆者が考える、子供用洗えるマスクの選び方についてまとめました。
実体験を元にまとめていますので、参考にしてみて下さい。

サイズは必ずチェックして

一口に子供用マスクと言っても、商品によってサイズはまちまちです。

マスクがブカブカだと感染予防効果が落ちてしまいますし、逆にきついと子供が嫌がってつけてくれなくなってしまいます。

ホームページや販売サイトに細かなサイズが記載されている商品も多いので、購入前に確認してみましょう。
また、購入者のレビューには、”○歳の我が子にぴったりでした”といった口コミが寄せられていることもあるので、参考にしても良いと思います。

形は立体型かプリーツ型を

マスクには”平型”　”立体型”　”プリーツ型”の、３種類の型があります。

平型は、一般的にガーゼマスクと呼ばれるもので、ガーゼ生地が顔にぴったりと付く構造をしています。
ガーゼ生地と顔への密着度の高さから高い保湿力と保温力を示し、喉を守るのに適していますが、一方で暑い・蒸れる・つけている感が強いと嫌がる子も多いと思います。

そのため、子供用に買うなら、顔の形に沿った作りの立体型かプリーツ型がおすすめです。

涼しい素材のものを

洗えるマスクには通気性や冷感を売りにしたものが多く、子供がつけるなら、季節を問わずこうした涼しいものを選ぶのがおすすめです。

子供は基本的に暑がりですし、通気性が良く涼しいマスクの方がつけている感が少ないからです。

また、通気性が良い素材の場合は洗濯後に乾くのも速いので、洗い替えの枚数を最小限にできるというメリットもあり、コスパの面でも◎です。

子供好みのデザインを

子供用の洗えるマスクには、白色・色付き・動物やキャラクタープリントなど、様々なデザインの商品があります。

３歳以上であれば色や柄の好みがある子は多いので、お子さん自身に好きなものを選ばせるのがおすすめ。
嫌がらずにつけてくれる可能性が高まります。

コロナウイルスが流行してからは、どんなデザインのマスクをつけていてもOKな風潮が広まっています。
「こんなデザイン…」と思わずに、ママやパパもおおらかな目で子供の好みを尊重してあげて下さいね。

 

子供用洗えるマスクのおすすめ商品！

上で紹介した選び方を元に、子供用洗えるマスクのおすすめ商品をまとめました。
気になるものは、リンクから詳細をチェックしてみて下さいね。

大人気のポリウレタンマスク！【ピッタマスク（PITTA MASK ）キッズ】

 

通気性が良く息がしやすいと大人気の新ポリウレタン素材マスク。

通気性だけにフォーカスされがちな商品ですが、ポーラスフィルターという技術で高性能なフィルター性能を実現しているのもポイント。
花粉なら99%カットしてくれます。

機能面もつけ心地も良いので、最近付けている子を多く目にします。
筆者の子供（小学２年生）もつけていますが、涼しい、耳が痛くないと好評です。

買ってすぐは独特な匂いがするので、気になる場合は洗ってから使って下さいね。

素材	ポリウレタン
サイズ	110mm×194mm
入数	３枚
洗濯方法	手洗い可
形、色	立体型、ピンク・ブルー・イエロー・グリーン・ホワイト
参考価格	728円（税込）※３

※３　2020年9月現時点のAmazonで調べた価格。変更になる可能性があります。