お出かけの時、家事で忙しい時、寝かしつけの時…赤ちゃんとの生活の様々なシーンであるととても便利なのが抱っこ紐。
赤ちゃんを抱きながら両手が空くのでママの動きの自由度が増しますし、体への負担を減らすこともできるので、抱っこ紐はほとんどのママが持っているもはや育児のマストアイテムと言っても過言ではないものになっています。
でも、いざ抱っこ紐を買おうと思うと、色々なメーカーから色々なタイプのものが販売されていて、どう選んだら良いかわからなくなってしまう人は多いもの。
そこで今回は、そんな抱っこ紐を選ぶ時にチェックしておきたい基本ポイントについてご説明していきたいと思います。
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抱っこ紐を選ぶ時にチェックする5つのポイント
抱っこ紐を選ぶときのポイントはズバリ以下の5つです。
1.いつから使いたいか
抱っこ紐を選ぶ際にはまずはいつから使いたいか?を考え、その時の赤ちゃんの月齢に合うものを探すのが基本になります。
一般的に、それぞれの時期に合う抱っこ紐は以下の通りだと言われています。
新生児期〜ねんね期:横抱き抱っこ紐、スリング
まだ首がすわらない時期の赤ちゃんを長時間縦抱きすると、首や背骨に負担がかかると言われています。
そこで、この時期に最も適していると言われるのが、寝たままの姿勢で抱っこができる横抱き抱っこ紐とスリングです。
新生児期から縦抱きができる抱っこ紐もありますが、「やっぱりこの時期に縦抱きは不安」というママに人気です。
コンビ ニンナナンナ マジカルコンパクトファースト
出典:楽天
横抱っこができる抱っこ紐の中でも人気の高い商品。
横抱きはもちろん、縦向き対面抱っこ、縦向き前向き抱っこ、おんぶをすることもできるので、長く使うことができます。
装着が15秒でできる、専用の袋にコンパクトに収納できるなど、機能面での充実ぶりが目を引きます。
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ババスリング
出典:楽天
スリングとは、布を片側の肩からかけて吊るし、その中に赤ちゃんを包み込んで抱くタイプの抱っこ紐のことです。
横抱きができる、コンパクトになる、お腹の中にいるときのような姿勢になるので赤ちゃんが安心するなどの理由から根強い人気があります。
中でもババスリングは、5種類の抱きかたに対応。新生児期から2歳頃までと長く使えます。
また、肩部分には厚さ2センチのクッションが入っていて、スリングの欠点である肩への負担を軽減してくれることからも人気を集めています。
ねんね期〜首すわり期:縦抱き抱っこ紐
首がすわる前でも縦抱きができる抱っこ紐もあります。
横抱きの抱っこ紐は片方の肩への負担が大きく体が辛い、片手しか自由に使えないので不便という人からの支持を集めています。
ベビービョルン ベビーキャリアオリジナル
出典:楽天
ヘッドサポートがあるので首すわり前の赤ちゃんでも頭がぐらつくことなく縦抱きできます。
首がすわったら前向き抱っこもできる2WAYタイプ。
腰ベルトがなく肩への負担が大きくなる点、おんぶができない点から、首すわりくらいまでの時期だけ使うか、それ以降は出先でぐずった時だけ使うなど、限定的に使うのがおすすめ。
使用時期が短い分、単純なつくりで着脱しやすく、コンパクトになる点も魅力です。
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ベビービョルン ベビーキャリアミラクル
出典:楽天
ベビーキャリアオリジナルに腰ベルトが付いたタイプ。
ママの体への負担が少なくなるので、オリジナルより少し長い時期使えます。
本体から背あて部分を外すことができるので、寝てしまった赤ちゃんを起こすことなくそっと布団におく助けにもなります。
ただし、複雑なつくりになる分、着脱のしやすさではオリジナルに劣ります。
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首すわり期〜腰すわり期:縦抱き抱っこ紐、おんぶ紐
縦抱き、おんぶができるようになり、抱っこ紐が最も重宝しだす時期です。
赤ちゃんの体重も増えてくるので、肩ベルトと腰ベルトの両方があり体にかかる重さを分散してくれるタイプの抱っこ紐がおすすめです。
エルゴベビー OMNI360
出典:楽天
抱っこ紐の中でダントツ1番人気のメーカーがエルゴベビーです。
肩紐のクッションが厚く、体への負担が少なく使えることから人気を集めています。
中でもOMNI360は新生児期から縦向き対面抱きができ、その後も赤ちゃんの成長に合わせて前向き抱き、おんぶ、腰抱きとたくさんの抱き方ができ、3歳頃まで長く使えるのが魅力です。
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エルゴベビー オリジナル
出典:楽天
エルゴベビーのスタンダードなモデル。
新生児期から使うには別売りのインファントインサートが必要ですが、それ以降は本体のみで対面抱き、おんぶ、腰抱きができます。
OMNI360や次にご紹介するベビービョルン製品と比べると単純なつくりで、慣れてしまえば着脱しやすいという声の多い商品です。
ベビービョルン ベビーキャリアONE KAI エアー
出典:楽天
エルゴに次ぐ人気メーカーのベビービョルン。
ベビービョルンには様々な商品がありますが、その中でも最も長い期間使えて体への負担も少ないと人気なのがこちらのベビーキャリアONE KAIです。
新生児期から縦向き対面抱きができ、その後も赤ちゃんの成長に合わせて前向き抱き、おんぶと、3歳頃まで使うことができます。
日本人の体型に合わせてつくられているので体がラクな点、立ったまま抱っこからおんぶに切り替えられる点など、エルゴとは一味違った魅力のある商品です。
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腰すわり〜3歳くらいまで:縦抱き抱っこ紐、簡易タイプ抱っこ紐
腰すわりからよちよち歩きくらいまでの時期は、首すわり期〜腰すわり期でご紹介したような縦抱き抱っこ紐が重宝しますが、それ以降は出先で子供が眠くなってしまった時などに短時間使う簡易タイプの抱っこ紐があると便利です。
テラスベビー ダッグワン たためるヒップシートキャリー
出典:楽天
ママの腰につけたベルトの上に子供をのせるタイプの抱っこ紐です。
コンパクトに折りたためるので持ち運びに便利。
腰ベルトのみなので、出先で子供が眠くなってしまったなど、いざという時にさっと装着できます。
抱っこ紐にしてはリーズナブルなので、2本目の抱っこ紐としておすすめです。
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ご覧の通り、最近では新生児期から3歳くらいまでずっと使える縦抱き抱っこ紐や、新生児期からおんぶもできる抱っこ紐なども販売されているので、必ずしも月齢ごとに別れているとも言えなくなってきています。
時期に関係なく長く使えるものは買い替えの必要がなく経済的なので人気を集めています。
しかし、たくさん機能がある分使い方が複雑だったり、特定の時期に使うタイプと比べると使い心地の良さや体への負担などの点で劣るという声もありますので、こういったデメリットにもしっかりと目を向けて検討することが必要です。
2.どう使いたいか
赤ちゃんとの生活のどんなシーンで使いたいかによっても選ぶ抱っこ紐は変わってきます。
例えば、
寝かしつけに使いたいなら、赤ちゃんを布団におろしやすいものが、
家事をしながら使いたいなら、おんぶもできるものが、
出先でぐずった時だけ使いたいなら、簡易タイプが、おすすめです。
キューズベリー おんぶ抱っこ紐
出典:楽天
背あてにファスナーがついているタイプの抱っこ紐。
抱っこ紐の中で赤ちゃんが寝たら、ファスナーを開けてそっと布団に降ろすことができます。
冬場はママがコートを着たままでも赤ちゃんを抱いたり降ろしたりすることもできます。
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3.着脱しやすいか
抱っこの仕方、おんぶの仕方は商品によって様々です。
説明書通りにうまく着脱できず、「この抱っこ紐だとベッドに寝かせた状態からしかおんぶができない…」という状態になってしまう人もいるそうです。
説明書通りの方法で一人で着脱できるか?はよく考えておく必要があります。
4.体が楽か
抱っこ紐には、赤ちゃんを肩だけで支えるもの、腰だけで支えるもの、肩と腰で支えるものがあります。
腰痛持ちなので肩だけで支えるものがラク、肩こりなので腰だけで支えるものがラク、重さが分散されるので肩と腰で支えるものがラクなど、どのタイプがラクと感じるかは人によります。
たっち期の赤ちゃんともなると体重が10kgを超えることもあるので、あらかじめ試着をするなどして出来るだけ自分がラクに抱けると思うものを選びましょう。
5.通気性が良いか
抱っこ紐の中には、ほぼ全面あるいは一部がメッシュ素材になっているものもあります。
抱っこ紐を使いたい時期が夏場になる場合には、こういった通気性の良いタイプを選ぶのがおすすめです。
また、赤ちゃんは汗っかきなので、季節に関わらず通気性の良いものを選んで、寒い時期には防寒用のカバーを付けて調節するという人も多いです。
アップリカ コランハグ
出典:楽天
赤ちゃんが涼しいようにメッシュ素材の抱っこ紐を選んだのに、「新生児用のインサートが厚手だったので、結局親子で汗だくだった」という声はよく聞かれます。
コランハグは、抱っこ紐本体はもちろん新生児の横抱き用シートもメッシュ素材なので、夏生まれの赤ちゃんにもおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
実際に抱っこ紐を選ぶ時には、まずは1.いつから使いたいか?を決めると良いでしょう。
1が決まったら、その時期に対応する抱っこ紐の中から、他の4つのポイントについて自分の考えと合うものを探していきましょう。
2〜5のポイントについては、あらかじめ自分の中での優先順位を決めておくと、よりスムーズに選べると思いますよ。
管理人は合計3つの抱っこ紐を持っていましたが、正直に言うと、完璧!と思えるものは1つもありませんでした。
でも、赤ちゃんと自分が快適に過ごせるように、たくさん悩んで選んだものだったので、納得して使うことができました。
完璧なものがないからこそ、よく考えたうえで選んだという事実があることが重要なのだと思います。
皆さんもよく考えて、納得して使える抱っこ紐を選んでみて下さいね。
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