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もっと柔軟にミルク育児を!
「ミルク育児」に抵抗を示す人は今だに少なくないですよね。
私は、母乳は最大でも1回に20mlくらいしか出たことがなく、生後6ヶ月まではミルク寄りの混合、それ以降は完ミで息子を育てました。
でも、息子は何の問題もなく成長し、むしろ風邪などひきにくい健康優良児です。
ミルク育児には、「腹持ちが良い」「パパに授乳してもらうことで父性を目覚めさせられる」「赤ちゃんが小さいうちから仕事復帰できる」「ママが体調不良の時に気にせず薬を飲める」など…様々なメリットもあります。
私は、世のママたちにはデメリットばかりでなく、そういったメリットにも目を向けて、もっと柔軟にミルクを育児を取り入れていって欲しいと思っています。
そこで今回は、ミルク育児経験者である私がおすすめする、ミルク育児をスムーズにするために家で必要なもの・外出時に必要なものについてご紹介していきたいと思います。
家でミルクをあげるのに、必要なもの・あると便利なもの
粉ミルク
出典:楽天
粉ミルクには、缶入り・プラスチック容器入り・ステックタイプ・キューブタイプと様々な形状のものがありますが、家で使う場合には割安な缶入りかプラスチック容器入りのものがおすすめです。
缶入り・プラスチック容器入りの粉ミルクは各種メーカーから販売されているので、以下のポイントに注目してママや赤ちゃんの好みのものを選んでいきましょう。
使用時期で選ぶ
粉ミルクには新生児から飲める一般的なものと、生後9ヶ月頃から離乳食で足りない栄養素を補うために飲むフォローアップミルクと呼ばれるものがあります。
一般的なものとフォローアップミルクとでは含まれる成分が異なりますので、間違えて買わないように気をつけなければいけません。
産院で飲んでいたものを選ぶ
出産後の入院中に、母乳に足す形で粉ミルクも飲ませると言う産院は多いものです。
その時に飲みがよく、ウンチの状態などにも問題がなければ、退院後もそのままその粉ミルクを使うと安心です。
成分で選ぶ
母乳に近い成分や、便通を良くするオリゴ糖など、商品ごとに含まれる成分には違いがあります。
気になる商品の成分を比較して、ママの好みや赤ちゃんの状態に合うものを選んでいきましょう。
価格で選ぶ
価格については、毎日飲むものなのでできるだけ安く済ませたいという考え、逆に赤ちゃんは粉ミルクしか口にしないので奮発したいと言う考えがあると思います。
ママとパパとで良く話し合って、考えを擦り合わせておくことが大事です。
赤ちゃんの様子を見て選ぶ
いくらママが納得できるものであっても、赤ちゃんがしっかり飲んで健康に成長してくれるものでなければ意味がありません。
最初はママの好みのものを飲ませてみて、赤ちゃんの状態をみてみましょう。
もしも飲み具合やウンチの状態などが良くなければ、他のものに変えていくことも必要です。
粉ミルクの選び方をまとめてみました。
私はどうだったかというと、「母乳嫌いにならないように粉ミルクは甘くないものが良い」という考えで、最初はビーンスタークのもを飲ませていました。
でも、息子の飲みが悪く、しばらくしてアイクレオのバランスミルクに変えました。
なので個人的には、最初は産院で使っていたものやママが気にいるものを飲ませてみて、赤ちゃんの様子に合わせてその後変えていくといいかなと思います。
いずれにせよ、「絶対にこのメーカー!」と決めつけず、臨機応変に選んでいきたいものです。
哺乳瓶・乳首
出典:楽天
哺乳瓶には様々な大きさ・素材・形のものがあります。
基本的にはママが持ちやすいもの、赤ちゃんが問題なく飲めるもの、好みの消毒方法に対応しているものを選ぶことになります。
以下に私が思う、ミルク寄りまたは完ミで新生児を育てる場合に、家で使うのにおすすめの哺乳瓶と乳首をまとめておきます。当てはまる方は参考にしてみてください。
哺乳瓶サイズ:200mlや240mlなど大きいもの
成長したら必要になるので大き目のものが、買い直しの手間や費用がかからずおすすめ。
哺乳瓶の素材:プラスチック製
そのうち外出時にも必要になるので、軽いプラスチック製がおすすめ。
ただし、予定している消毒方法に対応しているかは要確認。
哺乳瓶の形:お好みで
ママが持ちやすいもので良いと思います。
乳首の大きさ:1番小さなもの
乳首の素材:ママの好みで選んで、赤ちゃんの飲み具合で変えていく
乳首の穴の形:丸型
容量の多い魔法瓶
出典:楽天
ミルクは粉ミルクを熱湯で溶かして作ります。
授乳の度にお湯を沸かして使っても良いのですが、完ミともなると1日に何回もお湯を沸かすのは面倒です。
なので、私は朝晩2回たっぷりとお湯を沸かして、それを大きめの魔法瓶に入れて使っていました。
そのほかにも保温できるポットに入れておくと言う方法もありますが、保温のための電気代がかかってしまいます。
私が実際に使っていた以下の魔法瓶なら、朝沸かした熱湯を夜まで十分熱いまま保てるのでおすすめです。
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赤ちゃん用の水か白湯
出典:楽天
熱湯に溶かした粉ミルクは、人肌に冷ましてからでないと与えることができません。
水道水を哺乳瓶に当てて冷ましても構いませんが、時間がかかるので完ミで日に何度もとなるとなかなか大変です。
なので、そのまま飲める赤ちゃん用の水かあらかじめ作っておいたお白湯(湯冷まし)で割ると時短になって便利です。
小さな赤ちゃんに水道水をそのまま飲ませることはできないので、必ず専用の水か水道水を沸騰させて冷ましたお白湯を使いましょう。
哺乳瓶・乳首用スポンジ・洗剤
出典:楽天
授乳が終わったら哺乳瓶と乳首を洗剤で洗います。
隅々まで綺麗に洗えるように、哺乳瓶・乳首専用のスポンジを使うと良いと思います。
また、洗剤は普通の食器用洗剤でも構いませんが、流し残しが気になる人はやさしい成分で作られている赤ちゃん専用の洗剤を使うと安心です。
哺乳瓶消毒グッズ
洗剤で洗った哺乳瓶と乳首は、さらに消毒をしなければいけません。
体の免疫力が弱い赤ちゃんを細菌感染から守るためです。
哺乳瓶・乳首の消毒方法には「煮沸」「電子レンジ」「消毒液」の3つがあります。
どの方法にするかはママの好みで選んで構いませんが、個人的には完ミやそれに近い人には、手間がかからず静かにできる消毒液がおすすめです。
煮沸
出典:楽天
鍋などに哺乳瓶が浸かるくらいたっぷりのお湯を沸かして、その熱湯中で5分ほど煮沸する方法。
経済的な方法である一方、時間や手間がかかると言うデメリットも。
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電子レンジ
出典:楽天
専用容器や専用袋に水と哺乳瓶を入れて電子レンジに5分ほどかける方法。蒸気により雑菌を死滅させます。
経済的で手軽にできる一方、レンジの音で赤ちゃんが目覚めてしまうことも。
消毒液
出典:楽天
次亜塩素酸ナトリウムを主成分とした消毒液に、哺乳瓶を1時間ほどつけておく方法。
手軽にできる一方、比較的値段が高いというデメリットも。
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外出先でミルクをあげるのに、必要なもの・あると便利なもの
スティックかキューブタイプの粉ミルク
出典:楽天
スティックタイプやキューブタイプの粉ミルクは、コンパクトで持ち運びに便利なだけでなく、
スティック1本、キューブ1個が1回の授乳分になるので、缶入りのように必要量を計り取る必要がなく、外出先でも簡単に調乳ができます。
家で飲ませている缶入りタイプと同じ銘柄のものが、いつも通り飲んでくれるのでおすすめです。
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蓋つきプラスチック哺乳瓶
出典:楽天
軽量で持ち運びやすく割れる心配もない、プラスチック製の哺乳瓶がおすすめ。
乳首から雑菌が入らないように蓋つきのものを用意しましょう。
家で使っているのと同じメーカー・サイズの哺乳瓶と乳首を用意すると、赤ちゃんが抵抗なく飲んでくれるのでおすすめです。
魔法瓶に入れたお湯と白湯(赤ちゃん用の水)
出典:楽天
調乳用の熱湯は家であらかじめ作って、冷めないように魔法瓶に入れて持ち運びましょう。
また、調乳したミルクは水道水で冷ましても構いませんが、外出先で赤ちゃんがミルクを欲しがったときに水道が見つからないこともあります。
なので私は、家でお白湯を作っておいてそれも魔法瓶に入れて持ち運んでいました。
どこでも授乳できるので安心して出かけることができましたよ。
魔法瓶2本も持つのは重いんじゃないかと不安な人には、こちらの↓サーモスの350ml魔法瓶がおすすめ。
2本でも0.34gと、500mlの魔法瓶1本分とほぼ同じ重さなので、問題なく持ち運べると思います。
1回に200mlミルクを飲む子でも3回分は調乳可能ですし、保温性もとても高いので、よほど遠出しない限りは十分ですよ。
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大きめのマザーズバッグ
出典:楽天
母乳育児のママと比べると、ミルク育児のママの外出はどうしても荷物が多くなってしまいます。
できるだけ楽に調乳グッズを持ち運べる用に、マザーズバッグは大容量で軽量のものを選ぶようにしましょう。
また、調乳時に必要なものをサッと取り出せるように、ポケットが多く何がどこに入っているかすぐわかるバッグもおすすめですよ。
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